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シーズン12でシングルレート2000を達成しました。構築は未完成でシーズン12の結果でしかありませんが、ステルスロック+メガゲンガーの構築をずっと使ってきてやっと2000に乗れたので構築記事を書きます。バルジーナ+メガゲンガーが軸になりました。

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n94m
呪われボディ@ゲンガナイト
135-x-101(4)-222(252)-115-200(252+)
シャドーボール/ヘドロ爆弾/目覚めるパワー氷/守る

ステロ+フルアタからスタートした構築ですが、守るを採用しました。ステロを撒いて後発から殴っていくだけでは立ち回りが難しかったので、先発でメガシンカしてからクッションを使ってキャッチしていく動きを取り入れました。安全にメガシンカするための守るですが、拘りロックやターン調整、毒ダメ蓄積など用途は広く勝ち筋が増えたと思います。めざ氷より凍える風を優先する理由はないと思っていて、対面剣舞ミミッキュをバルジと合わせて処理できる点は強力ですがその場面が少なく、竜舞や岩封に対面で勝てたりメガミミに乱数で勝てたりしますがこの構築には不必要な要素なので、マンダやグライへのステロ込みの乱数を重視しています。今期のマンダはHDが少なかったようなのでだいたい倒せました。コケコやメガゲンとの同速勝負は文字通り勝負したいので控えめではなく最速です。ステロから全抜きしたりクッションから確実に潰したりとエースとして相応しい活躍をしてくれました。

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防塵@ゴツゴツメット
215(236)-85-172(252+)-x-118(20)-100
イカサマ/羽休め/挑発/蜻蛉返り

ゲンガーが無限にスカーフテテフやスカーフランドに穀されるのでクッションとして採用しました。呼ぶレヒレやゲッコを後攻蜻蛉からキャッチする動きが強力です。スカーフじゃなかった場合テテフからはムンフォが飛んできますが、6.3%と低乱数1発なので蜻蛉からゲンガーで処理したあと低速相手なら復帰できる可能性もあります。サザンの流星もほぼ1.5耐えするのでゲンガーサザン対面はバルジに引いていました。襷ランドや襷ガッサも後出し蜻蛉から処理できます。グロスはゲンガーのシャドボを耐える調整が多いのでゴツメや蜻蛉で圏内に入れることを意識しました。バルジは起点になりやすいので場に残らないようになるべくゲンガーで倒すようにしています。後攻蜻蛉のためにSを調整する手もありますが、ガルドやカグヤ、メガハッサムには上から動きたいのでこのSが無難かと思います。バシャやギャラなどゲンガーで勝てない物理アタッカーを任せたり、カバやカグヤなどの耐久を挑発で封じたりと仕事が多く、構築の軸として充分に活躍してくれました。技が豊富なので挑発の枠を色々と変えてみて、はたき落とすやブレイブバード、ホネブーメランや岩石封じ、黒い眼差しや吹き飛ばしは有用だと感じました。また、怖い顔やいちゃもん、嘘泣きはゲンガーと合わせて面白い動きができると思いました。特に岩封はロゼルも使ってミミッキュとの対面で勝ちやすくなるのが優秀です。ただゲンガーと同様にその場面が少なく、ゴツメが欲しい場面が頻出したので結局は挑発に戻ってきました。

n530
型破り@突撃チョッキ
191(44)-155-80-x-112(212)-154(252+)
地震/アイアンヘッド/岩石封じ/角ドリル

ミミッキュとコケコとボルトとアーゴヨンとドランとロトムとバンギが重かったので採用しました。意外と耐久が高く、ゲッコとも殴り合えたのは頼もしかったです。バルジと相性が良くサイクルを回しやすいので、2匹で削りゲンガーでスイープという展開も多かったです。ミミッキュがいたらだいたい選出しました。

n241
肝っ玉@食べ残し
201(244)-100-125-x-127(204+)-128(60)
地球投げ/岩石封じ/ステルスロック/ミルク飲み

いくつかのステロ役を経てこの子に落ち着きました。そこそこ耐久があるので襷が要らず、だいたいの相手にステロ+αの仕事ができ、再生回復で使い捨てにならない点が採用理由です。Sは岩封でゲッコ抜き、残りHDです。陽気でSを伸ばす手もありますが、この時点で臆病リザYのオバヒが50%の乱数1発とギリギリなので耐久は落とせませんでした。リザとガモスがいる構築に先発で選出し、対面の相手をゲンガー圏内まで削ってステロを撒きます。火力がないのでミミッキュやガルドも削れ身代わりも壊せる地球投げは重宝しました。広く浅く戦えるので困ったときは適当に選出し雑に削って地味に仕事をさせます。

n604
浮遊@ラムの実
191(244)-135-145(252+)-125-102(12)-57
火炎放射/アシッドボム/馬鹿力/蜻蛉返り

浮いてるクッションがもう1枚欲しかったので採用しました。ランドに後出しから勝てればいいだけなので型が自由で、ゲンガーの苦手なバンギ、ドラン、マンムーを削るための馬鹿力とゲンガーの苦手なカバを倒すためのアシボを入れました。カバに対してラムを使えば後出しでも3回動けるので、アシボを2回入れて後攻蜻蛉すればゲンガーで縛れます。ポリ2やサンダーなどゲンガーで殴り勝つのが難しい相手もシビルドンと組んでなんとかしました。また、ラムはガッサの胞子を受けて蜻蛉できるのも便利です。グロスに対してもバルジより安全にクッションになれます。火炎放射の枠はナットを削るために入れましたがなんでもよく、放電やボルチェン、めざ氷や岩封、電磁波や毒々あたりが選択肢です。特にボルチェンはカグヤの身代わりを壊しながら宿り木を解除できたり、メガルカやアーゴヨンをゲンガー圏内に入れて繋げられるのが有用でした。また、アシボをめざ氷にするとマンダナットドランを1匹で削れるのが便利です。

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天然@イアの実(防塵ゴーグル)
201(244)-x-135(236+)-115-110-84(28)
ムーンフォース/火炎放射/コスモパワー/月の光

相棒枠として入れていますがゲンガーとは相性が良く、ゲンガーの苦手なミミッキュやジャララ、メガガルやメガミミ、フェローチェやバンギに強めでメガクチやメガハッサムも起点にできるため構築の負担を軽くしてくれました。特にポリクチミミガッサ+αを崩せる可能性があるのは強い採用理由になります。ポリクチを崩すピクシーは3種類ほどあり、最も汎用性の高い型を使用しました。防塵ゴーグルを持たせるとガッサを起点にできますが、それ以外には耐久に余裕がないので混乱実を持たせたく、どちらを選ぶかは難しいです。積み耐久として優秀なポケモンですが、急所に当たって負けることが多いので強いとも言えないのが悲しいところ。ちなみに零度が当たらなければゴーリに勝てますが、1回だけマッチングしたゴーリの零度を全部かわしてぶっ飛ばしました。ゴーリ使い全員零度じゃなくて地震採用してくれ。

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シーズン7からステロ+メガゲンガー軸を使ってきてやっとここまで来られました。勢いで行けただけですが色々と試行錯誤して結果が出たので満足しています。シーズン11からバルジーナを入れましたがレートが伸びず、それでもゲンガーとの相性の良さを確信していたので使い続けて本当に良かったです。5世代からの相棒であるピクシーも頑張ってくれました。課題としてリザガモスの処理ルートがステロゲンガーしかないこと、ゲンガーの攻撃を耐えられたら負けることが挙げられます。この構築に手を入れつつシーズン13も再び2000を目指し、その先も挑戦したいと思います。
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